仲間たちのコトバ

専門知識よりも総合的な知識がモノを言う

ひとりの「プロフェッショナル」として考えて動いていく

技術部 技術課 鈴木康寛

技術部 技術課
鈴木 康寛
2010年入社

悩みを抱えながら、試行錯誤の繰り返し

私が所属する技術課では、主に光源(LED素子)の選定と、それを光らせるための電源基板の開発および評価試験を行っています。
現在は照明器具の多くが光源にLEDを使用するようになり、従来までの白熱灯や蛍光灯と比べ大幅な小型化が可能になったため、細かったり薄かったり小さかったり…というような多彩な製品開発が出来るようになりました。

電源基板は照明器具の機能や形状が決まってから作り始める事がほとんどのため、多岐にわたる照明器具のバリエーションに負けないくらいの様々な悩みを抱えながら、多くの厳しい条件に試行錯誤を繰り返しながらの開発になります。
但し、その条件をクリアできればお客様に必要とされる製品が生まれる事に繋がるわけですから、自分たちに与えられた「お客様が必要とする、もしくは欲しいと思っていただける照明器具や『あかり』を造る」という最も大きな役割を果たすために、前向きに全力で取り組んでいます。

望み通りのものを届ける事ができている

とはいえ、私たちが行っている仕事は製品を外から見ても気付かない部分なので、就職する前からある程度理解はしていましたが、「地味な仕事」と言えるかもしれません。
しかし街中で自社の製品を見つけたり知人や身内の家に意図せず自分が関わった照明器具がついていたり、またそれらを皆さんが当たり前のように操作して使っているところを見ると、その「当たり前」を実現している部分に携われている事を嬉しく思う事が多々あります。
何気ない動作でただ照明を点灯させるだけ。ただそれだけのことですが、「あかりが欲しい」「必要だ」と感じた人へ望み通りのものを届ける事ができている、自分がやってきた仕事が形になっていると感じる事は、やはり充実感がありますし誇らしくも感じます。
それと同時にしっかりとした製品を造らなければという気持ちにもさせられます。

専門知識よりも総合的な知識がモノを言う

この仕事を始めて意外だったのは、専門知識よりも総合的な知識がモノを言うということでした。
就職する前には大学で学んだ電気関係の専門知識を活かしながら、ある程度限られた範囲の開発を突き詰めて行っていくのだろうと考えていたのですが、実際にやってみるとこの仕事では電気の知識だけではなく、照明器具の総合的な知識が必要になります。
そういった意味では就職してからも覚えなければならないことや勉強しなければならないことも多いのですが、逆に言うとそこまで専門知識がなくてもできる仕事も多いという事にもなります。

ひとりの「プロフェッショナル」として考えて動いていく

製品クレームが発生した場合などは状況報告だけではわからないこともあるので、実際に現場で調査を行って、机上では想定していなかった現象を製品の品質向上に役立てたりといったこともあります。そのように、ガチガチに固められた範囲や役割の中で定型的な仕事をするというよりは、必要と思えることに対してひとりの「プロフェッショナル」として自分自身で考えて動いていくことが求められる仕事だと思います。
また、学生の時にはそこまで重要視することなかった「コスト」というものに対して、無駄を省きたとえ数円〜十数円であっても下げるために必死で考えるという部分も、自分自身が「プロになったんだ」と感じる部分です。
ただお客様に必要とされ満足してもらえる良いものを造るだけではなく、会社にきちんと利益が生まれて初めて「仕事をした」ということになるのだということは、働き始めてからアタマではなく身体で実感したことかもしれません。
そういう意識を持つようになって、何となく自分の「仕事」というものへの見方が変わってきたような気がします。

必要とされるところに「あかり」と「安心」を届けられるもの造り

私が「あかり」に関することで今でも鮮明に覚えていることとして、登山でとある標高の高い場所にある山小屋に泊まった時の体験があります。
周囲の木々の合間から見えた星空の美しさには心から感動しましたが、小屋の中も含めて全く目の慣れることのない暗さの世界で本当の意味での「暗さ」を実感したと同時に、手に持った懐中電灯のわずかなあかりに大きな安心感を覚えることができました。
これからも開発者として照明器具や「あかり」に携わっていくうえで、必要とされるところに当たり前に「あかり」と「安心」を届けられるような、そんなもの造りにこだわっていきたいと思います。

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